7月西日本を豪雨が襲い、この愛媛でも人命を奪うほどの災害が発生しました。その後、最高気温を塗り替えた酷暑と観測史上初めてのコースをたどり甚大な被害をもたらした台風、台風縦横に通り過ぎ、その復旧に乗り出したその直後に、北海道で起こった震度7の地震、山の崩落、液状化現象により多数の方が犠牲になり、全道が停電になる自体になりました。日本中に自然災害がもたらされたこの夏、変わったのは、社会の構造だけでなく、自然条件も確実に変わったことを知ることになりました。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
この間、7月上旬には、東京大学安田講堂で赤ちゃん学会が開かれました。赤ちゃん学会の代表者の小西行郎先生の講演や先生を含むパネルディスカッションは、先生の赤ちゃんの発達に対する理解の深さと先生の人間性の大きさを感じる素晴らしい会議でした。 そして9月6日には、2年ごとに世界で開かれているフレーベル学会(幼稚園の創始者であるドイツのフレーベルにちなんで、平和的な人間教育(特に幼児期)について各国の代表者があつまり、はじめて日本それも広島で3日間にわたり8回目のフルーベル学会が開催されました。そこでは、武力衝突を起こしている紛争地域の社会情勢が子ども達に与える影響なども分科会で報告され、全体会では、童具館の和久洋三先生の基調講演や積み木のワークショップが行われました。この大きな二つの学会に参加して日常の中から学ぶことの積み重ね、我々が平和と言うことをどう認識するか改めて自分にかけている部分を教えられました。
2つの学会に参加して